過去になる

リリー・フランキーナンシー関の対談集『小さなスナック』を
読んでんだけど、
引越しの話とか出てきて、もしかしたらと思って
『東京タワー』を読み返したら、
やっぱりそうだった。
ちょうどこの本の中で月単位で行われてる対談のころに、
リリーさんのオカンは亡くなっている。
オカンのエピソードも、
亡くなった月を挟んで、「現在形」から「過去形」になっている。
「中条きよし、かなりいいですよ。おふくろが好きだったんです」
とか。
言葉の節々に、いろいろ見える気がして。
それで、『東京タワー』拾い読みし始めたら止まんなくなっちゃって
またぼろぼろ泣いちゃった。


天気:曇り
BGM:ビーチボーイズ『ブレイク・アウェイ』(今日みたいな梅雨の曇り空に合いますね。)