ミーのカー

クイックジャパンをブック1stで立ち読みしたら、
ゆらゆら帝国アメリカのライブハウスで
演った記事が出ていて、
それで久々に思い出したように彼らの音楽を。
『太陽のうそつき』
緻密な音楽だ。とても好きだ。

昨日ローワンたちと話したことだが、
例えばぼくら日本人(この場合ある程度の年齢以上の)が
『ミーのカー』と聞いて、
字面につられて思い浮かべるイメージ、
そして実際の楽曲と連動して膨張するイメージ、
それを理解することはやっぱりネイティヴにはずいぶんと困難な
作業だろう。無理だろう。
「うん、無理、無理」とローワンも言っていた。

もちろんそういった「イメージ」に全く捕われない「イメージ」が
彼らには湧くだろうし、そういうのに正しい正しくないもないわけだし
また面白い所でもあると思うけど。
もっとしかし言えば、
同じ日本人同士だって、どんだけイメージ共有できるか、
そもそも同一のイメージを他社と共有することなんて
できるのかどうか

イメージ、帰すじぶんってどちら?

みたいなとこまでぼくは深く考え込んでしまうわけだが、
それはともかく、

ゆらゆら坂本氏の優れた音楽を、
同じ言語を母語にしていることですらっと楽しめて、
超ラッキー、とか
思う今日のわたしです。
ラッキー。


天気:晴れ