速読のたしなみ

速読を身につけたい、
と、以前から時々は思っていたのだが、
今日なおさら強く身につけたくなったので、
意識して文を読んでいる。

とは言っても、いわゆる「速読法」には
興味がない。
あれはまたなんか違う気がする。
普通に、ざっとぱっと、
快速にただいろいろ読みたいだけなのだ。

なぜって、たくさん読みたいから。
つねづね僕は「量」に憧れる傾向があるのだが、
どうもつい二の足を踏んでしまう。
「見る前に飛んだ」らただの馬鹿だが、
「見たら飛ぶ」くらいの、いや
「見た、飛!」ぐらいの機敏さがないと、
量はこなせない。
苦手だ。基本マイペースに過ぎるのだ。

でもしかし意識すると、三割増ぐらいのスピードで読める。
読めたのに読まなかったのが怠惰だ。

怠惰がつねに敵だ。


天気:晴れ(風冷たい)
BGM:ラモーンズ『We're A Happy Family』


ところで、
今日、初めてモスクに行きました。
代々木上原にあるんすよね
小田急線から見えるあれ。
一般の人も見学できるそうで
今日通りがかったのでつまと。

トルコ政府が造ったものなのか、
とにかく大理石で立派な建造物でした。
多くの人々があそこで祈りを日々捧げているのですね。

イスラム教の良い所は偶像を崇拝しないこと
(をいまだ徹底してること)。
そこは非常に好感が持てます。
それぞれが心に思い描くかみさま
それに祈りを捧げる、奥ゆかしい。

かみさまの価値なんて、
見た目に格好いいとか悲劇的だとか
なんたら賞もらったとか石を金貨に変えたとか
病気を治したとか商売を繁盛させたとか、
そんな目に見えるかたちで判断できるような
程度の低いもんじゃないよね。
ないはずもともと。

それぞれがそれぞれを排斥しないで、
それぞれに思い描く好きなかたちの「かみさま」を
存分に想えばそれでいいんじゃないか。

僕は、そうだなあ、
何を想おうか。
んー、あの、
初恋のひとを。きゃー。かみさまー。