カラマーゾフ・エピローグ

カラマーゾフの兄弟、略してカラ兄
ついに読破しました。全5巻。

読み始めたのは光文社が、
新訳シリーズで刊行してからまもなく。
2006年だ。
もう2009年だ。足掛け3年。
1巻読むのに2年以上。長く寝かせといたから。
最初からおもしろいと思ったものの、
ぜんぜん読み進めなくてほっといた。
去年の夏くらいからだっけ、復帰して
2巻3巻4巻と。15、16、17と私の人生暗かったみたいな。
グアムのホテルでも読んでましたからね。

そして5巻、エピローグの巻。
もうわくわくして読み進めたら、
唐突にすぐに

終わり

が来た。うそ。ここで?

5巻、実は全体のおよそ7分の6は訳者による「解説」だった。
これには驚いた。いいんですけどね。いいけど。
ちょっと呆然としただけです。
閉じない物語。

あまりに多くのことが起こったような。
すごーい実際長い時間かけて読んだせいか、
各シーンが浮かぶんですよねくっきりと。
訳者の亀山さんの訳もとてもよかったと思う。
批判もあるようですけど、
完璧な翻訳など存在しない、と
村上春樹さんも言ってますし。
実際そうだと思いますし。

誰かカラ兄読んだ人いませんか?
カラ兄呑み、どう?


天気:晴れ