国境の南、太陽の西

村上春樹の小説『国境の南、太陽の西』を14年ぶりに読みました
16歳だった当時の僕には、この小説の温かさは到底分かる筈もない。
この小説は温かい。そう思った。
「じぶんは欠けたままである」ことに思い当っても、
この小説には、さらにまとめて、
底からすくってくれる(救うじゃなくて掬う・抄うの方の「すくう」ね)ような懐の深さがある。
かみしめるほどに温かい小説。
歳を取るのも悪くない、と思った。
なんつってー、まだ30だけど。
いやあ、最近腰がね・・・・。嘘。


天気:これがまたダブルアンジェラ晴れなんだ 神宮で野球が見たい。

BGM:きむらかつひさとうたた寝セクション『海に降る夜』('05年8月のライブ音源。とても素晴らしい。この曲の歌詞、『国境の南〜』に通じるところがあった。)

爪:切ったばっかり