ねたばれ

カフカの『城』、
事前の知識まったく無しで読み始めて今なかばですけど
ふと、これいつごろの作品なのかなあと思って
裏表紙から開けてみたら、
「弊社の宣伝コーナー」に『城』の紹介文があり。
売りの一文が「まさに核心そのものじゃねえかこれ!!?」、て内容で。
簡潔にさらっと。うたってありまして。

もうがっかりですよね。がっかり。読むけどさ一応。
前に、とある有名な海外文学(かなりの長編)、を読んでいて、
読んでる途中でついつい、
この作者の人となりが知りたくなってネットで検索しちゃったんですよ
そしたら今まさに読んでいる本のあらすじがどばっと出てきちゃって。
目、そらそうとしたんですけども。にんげんだもの。つい魔が。さして。
「えっ!!主人公、死ぬの!?最後。ええーーーー・・・、。」
あまりのがっかり具合に吐きそうになった。後悔したーー。

過去の作品については、まったく油断できないですね。
気をつけてさえいれば、新作気分で楽しめるんですけど。
長い時間生き残っている作品、だいたいは当たりだろうから。

ちなみに、うちの奥さんは、
推理小説が好きですが、
まず最初に必ず、「犯人を確認してから」読み始めます。
「そっちの方が安心して読めるから」だそうです。
面白いです。


あたまの中BGM:バービーボーイズ『チャンス到来』(名曲です)