ポールってすげえな。

「名曲は雄弁」
とはよく言ったもので(僕が言ってるだけだが)、
ビートルズの『DEAR PRUDENCE』という曲、
こんなたった3分56秒の中に、
こんなにも多くが含まれてるんだと、
本当に恐れ入っているしだい。

畏れ、と言い換えてもいいくらい。
まずね、この曲、
部品それぞれはばらばらだと思うのね。
関連ないんですよ、一個一個は。
言葉も、ギターの音も、ハンドクラップも
そいつらがあつまんですよ。
assembleって言葉ありますけど、まさにそれ。

アセンブレったら、すごいものが出来るという。
完璧だと思います。この音楽。
雄弁だよ、どんだけでも語っている。
一生の教科書。僕の。

一個一個の部品がとにかくかっちょいい。
最後のヴァースの、ドラムが暴れるとこなんかかっちょいい。
叩いてんのポールだって。ポールってすげえな。
サビの抜け出しの伸びるハットも、いいなーーーー。


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