たとえばそうだな、トマトとか

たとえばそうだな、トマトとか、
ほっとくとすぐに傷んじゃう季節ですね。
冷蔵庫入れとかないとだめですね。
出てました。傷んでました。捨てました。
画像見たいですか?そう?

やめとくか。ぽい。
中川幸夫っていう、とんでもないいけばなの人のことを思い出しました
まだご存命の方です

記念碑的な作品「花坊主」は、
数百本のカーネーションの花びらをガラスの器に密閉し、
腐った花びらからエキスが滲みだしたところで
白い和紙の上に器を逆さに置いたというものでした。
中川氏はこの作品を花が悲鳴をあげて血を流していると表現しています。

コチラを参照

テレビのなんかの特集でこの人のことを知りましたが、
とにかくすさまじい人生なんです。
中野のアパートで奥さんと、ぎりぎりの生活をしながらですね。
あ、検索したら出てきた 見た番組ってこれだったかも
このサイトは非常にださい作りであれですが、
とにかく僕はシリアーースに衝撃をうけたのでした。

中川さんの話を、知人(50代元ヒッピー)にしたら、
荒木経惟も、
枯れた花の写真をね、撮るんだよ、て教えてくれた
ずぶずぶと腐ってゆくものだけがある時点で放つ、けばげばっとした、
なにか覆いかぶさるような、ひどくなまめかしい色艶(つや)、
たしかにかえってそれは、
生をこちらに強く意識させるものであるような
気はします。

いつまでもかたちなんかとどめてないですからね。


天気:むしあつい
BGM:アストラッド・ジルベルト『いそしぎ』