なまいきシャルロット

先日のアーチスト、ライブがはねた後、
居合わせたみんなと雑談してるときに、
好きな白人女性挙げるとしたら誰?みたいな話になり。
ん、えと、、、
とっさに浮かんだのが、
なまいきシャルロットことシャルロット・ゲンズブール
かのセルジュ・ゲンズブールと、
かのジェーン・バーキンの愛娘ですね。

小学校5、6年生の頃好きでした。
当時仲の良かった廣田敏郎君というのがシャルロットの大ファンで、
僕はつられて好きになってた、と思います。
懐かしき映画雑誌ロードショー、スクリーンと
彼の家には豊富でしたので
『小さな泥棒』とかね、彼女の映画の
ページをよく日のあたる縁側で眺めて過ごしたものです。
ほんとにまあ、
シャルロットシャルロット言ってたな。敏郎君は。(元気ですか?)

当時はもちろん、セルジュやらバーキンやらのことは
知る由もないし、やがて
シャルロットのことも忘れてしまってたわけですが、
大学生になって、
フレンチあさりやってたらばっこんと衝撃の出会い。セルジュと。
最初はただただセルジュかっこいいなあとか思って
聞いてたんですけど、
ライナーノーツかなんかでシャルロットが娘だと知り。
!あのシャルロットが、あのおっさんと。
アニーとボンボンのあのエロキチダンディとバーキンの娘!
けっこうな驚きだったんですよね。

そして今日、というわけで、
前から気になってたあれ、欲しいな、と思って、
下北で中古あさったらありましたよアルバム、
シャルロット・ゲンズブール 『Lemon incest』。630円だった。
ちなみにincestは近親相姦という意味です。
父であるセルジュと魅少女シャルロットが、
そんなたぐいの曲をなまめかしくデュエットしているわけです。
当時フランスじゃあ大バッシング(そりゃそうだ)だったそうですが
このアルバム、そんなん抜きにして、すごくいいですよ。
セルジュの懐の深い下世話さって、なんだろう
とても惹かれる。


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