10/30 温の帰省?

英彦山(ひこさん)へ。
日本の恐山とも呼ばれる霊峰である。
かつては多くの山伏達が、
この山で修業に励んだという。

大場という人が個人で作ってしまったという庭園
英彦山大権現」。
よく整備された気持ちのいい庭園だった。

英彦山奉幣殿へ。
以前は急な石段を登んなきゃだったが、
なんと脇にケーブルカーが通っていた。
駅には廃校になった彦山小学校を使っている。
しかも車掌さんは僕の同級生の石村君だった。
だいぶでっぷりしていたが、
「あ、かっちゃん?」と気づいてくれた。
すごいと思ったと同時に、とても懐かしく嬉しかった。

奉幣殿で僕としては珍しく、
お守りをなんとなく買う(ってもらった)。
奉幣殿、変わりなく。
近くの青年の家での研修やらで
よく来た昔。変わりなく。

帰り、しゃくなげ園でまたごぼ天うどん。おいしい。
近所にひっそりと、
山伏達の墓所があった。
温を抱いてひとり、ちょっと思いを馳せる。
日本のストーンヘンジと呼んでみてもいいような、
石の集まり、なにかの雰囲気が感じられる場所だった。

夜、13年ぶりに小中高同級生の廣田君がわが家へ。
部活もずっと同じ軟式テニス部だった彼。
非常に多くの思い出が、会うとよみがえるもんですね。

廣田君は映画好きで、
小学校5,6年のころは
「なまいきシャルロット」こと、
シャルロット・ゲンズブールに夢中だった。
雑誌「ロードショー」のピンナップを一緒になって
眺めたものです。

奥さんもご一緒で。とても素敵なひとだった。
良い時間を過ごしました。ありがとう。


天気:晴れ